旅行年月:2017年5月
本日は、アニメ「天空の城ラピュタ」の天空の城に廃墟の風景など雰囲気が似ていることで有名な和歌山県の無人島「友ヶ島」へ行きました。
友ヶ島へは加太港から友ヶ島汽船で海を渡ります。徒歩の場合、加太駅から加太港まで途中民家の間をくねくね曲がっていきますが、15分程度で到着します。
加太港9:00発の第1便に乗るために8:30に加太港に着いたのですが、加太港隣接の駐車場をはみ出して公道まで長蛇の列ができていてビックリ。繁盛記は臨時便もでているのですが、結局自分が乗った船は11:30発だったので約3時間待ち・・・。
1時間半ぐらい並んで少しずつ進んで、ある程度の順番で整理券を渡されますので、それから出発時間までは列から離れて自由になれます。
自分は向かいの堤防に行って、事前に買っていたおにぎりを食べつつ、時間までボーっとしてました。(友ヶ島に売店などはありませんので注意)その間も長蛇の列は続いていましたが、自分が出発するころには「本日の受付は終了しました」と、もう乗船の打ち止めをしていました。
※ゴールデンウィークや夏場は、今回のようにかなり混雑するようなので、加太港へは早めに行かれることをおすすめします。
ようやく時間になったので船着場へ。
まず料金を支払って(大人往復2,000円・ここで地図もGet)、売店で懐中電灯を購入(第3砲台の地下を行かれる方は真っ暗闇で何も見えませんので必須です)。
船内では自分は座れませんでしたが、外をじっくり眺めたかったのと到着後にすぐ降りられるように最初に並ぶ際に、あえて最後尾に並びました。加太港から友ヶ島までは約30分ほどで到着します。
●友ヶ島汽船HP:http://tomogashimakisen.com/
※島内散策マップあり。
今回は予想外に乗船までに時間がかかってしまったので、友ヶ島での滞在時間が約3時間30分。
ゆっくりする時間があまりないので、さすがに地図に記載されている箇所すべてを回ることはできませんでしたが、到着後は地図を片手に足早にメインとなる観光場所を見て回りました。
野奈浦桟橋から第5砲台跡までは7、8分ぐらいです。
第2砲台跡を見に行かれる方は、先に第5砲台跡に寄られることをおすすめします。
第5砲台跡もラピュタ感はそこそこあります。第5砲台跡へは第2砲台跡への道からいったん外れて向かい、もう一度元の道に戻らなければならないので、時間のない方は第5砲台跡はパスしてもいいかもしれません。
第2砲台跡は必見です!ここで、よく言われるラピュタの雰囲気を感じられるかと思います。
戦時中に1度も使われることがなかった砲台は、終戦後に不要とされて爆破され、その残骸が生々しく残っています。見晴らしも良いところなので、ここでゆっくりしていくのもいいかと思います。
すぐ近くには明治5年(1872年)に日本で8番目にできた友ヶ島灯台と日本最南端の地で日本標準時子午線が通る子午線広場があります。
旧海軍聴音所跡は通常の経路の外れにあるので、ちょっと面倒ですが、旧海軍聴音所跡に寄ってからは来た道を戻らなければなりません。
ここは潜水艦などの侵入を事前にキャッチするための施設ですが、小さな窓がいくつもあったり、緊張感漂う独特な造りでした。この後はタカノス山展望台にて5分ほど休憩。見晴らしが良いのでぜひお立ち寄りを!
第3砲台跡も必見です!第3砲台跡は島内の砲台跡6ヶ所の中で最大規模になります。
たくさんの砲座や弾薬支庫が見られ、特に地下の弾薬庫群は冒険心をくすぐります。ちなみに地下は真っ暗闇なので懐中電灯は必須です。壁伝いに行けばなんとかなるかもしれませんが、たいへんかもしれません。
実際自分が地下の弾薬庫をのぞいた時に、音も何もしないのに暗闇の中に気配を感じたのでライトを照らすと壁際に人がいて(懐中電灯なしで入って来ていた人)一瞬ビックリしました。
ちなみに地下で撮った写真には大量のオーブが写ります。(掲載の写真はあまりオーブが写ってないものを選んでいます。)ある意味神聖な場所なのかもしれません。
第3砲台跡の次に第4砲台跡に向かったのですが、どうしても辿り着けませんでした。
看板を確認しながら地図を見ながら探したのですが・・・。一箇所、ロープで進入禁止にしていた場所があったのでひょっとするとそこからしか行けなかったのかわかりませんでしたが残念。
その途中で南垂水キャンプ場や深蛇池を通り、15:30の船に乗るべく野奈浦桟橋に戻りました。
深蛇池も深蛇池はココだという看板があったのですが、目の前は草だらけで池らしきもは見れませんでした。違う場所からは見れたのでしょうかね。
とりあえず時間もなかったので、すぐに引き返しました。15時過ぎには戻りましたが、野奈浦桟橋では既にかなりの人が並んでいました。自分は乗船することはできましたが、私の後ろにもまだ多くの人が残っていました。みんな最終便に乗れたのでしょうか・・・。
帰りは出航時間より早めに戻られることをおすすめします。
今回は船に乗るのに想定以上に待たされたので、滞在時間をそれほど取れませんでしたが、何とか主要箇所の観光はできたと思うので満足です。
友ヶ島は、観光はもちろんキャンプにバーベキュー、ピクニックにも最高の場所かと思います。
観光客は多いものの、1日に船で島に渡れる人数は限られているので、それほどストレスなく楽しめます。
自然と存分触れ合いたい方はおすすめのスポットであること間違いなしです!