旅行年月:2013年8月
前回は極楽橋から南海高野山ケーブルで登りましたが、今回は南海九度山駅下車にて徒歩でハイキングコースを行くことにします。
ハイキングマップ等詳細は、以下のサイトなどを参照ください。
●南海電鉄 http://www.nankai.co.jp/
南海九度山駅から出発しましたがコースの登り口を少し間違えたようで遠回りしてしまいました。
慈尊院付近の180町石がスタートですが、気づかずに通り過ぎてしまったようで最初に発見した石柱は173町石でした。
※登り口は慈尊院の中に入り、正面の階段を上って右側に入っていく道がありますのでそこからスタートです。
わからなければ慈尊院内にある事務所の受付の方に聞いてください。(後に2回目に知り合いと一緒に行った時に登り口が確認できました)
慈尊院からこの展望台まで途中遠回りしてしまったため40分ほどかかってしまいました。
先はまだまだ長い・・・。
展望台付近までは畑に囲まれた道が多いです。
展望台から少し歩くと看板がでてきました。ここからしばらくして山の中に入っていきます。
はじめはこのようにきれいに舗装された道ばかりだと思っていましたが、とんでもなかった。
大門までの道のりでところどころこういった道もありますが、ほとんど獣道のような道もあり(人一人分の道幅の箇所もあります)、足場がひどい道も多々ありました。少々危険な箇所もあったのでこのコースを行かれる方は十分注意してください。
この辺(二ツ鳥居)あたりから疲労が蓄積してきました。出発から調子にのって早足できたのが悪かった。
平日だったからなのか、とにかく人とすれ違うことがない。
まさに孤独との戦いでもありました。そしてなにより休憩所がない。自販機がない。
二ツ鳥居の手前でようやく屋根付の休憩所があったので腰を下ろしました。が、その瞬間ブーン、ブーンとやたら音が聞こえ、もしやと思い、上を見るとスズメバチの巣が・・・。たまらず走ってその場を離れました。ついてない・・・。
自販機がないのは大きな誤算でした。ペットボトルも持参してましたが、すでにこの時点で半分ほどになっていたのでこの先もないことを想定してちびちび飲むことにしました。
二ツ鳥居を超えてしばらくすると右手にゴルフ場が現れました。この時なんだかホッとした気分になったのは言うまでもありません。
付近に自販機があるのではと期待しましたがない!(腰を下ろせる所はありました)
笠立峠で次のポイントとなる矢立までの距離を確認。矢立で自販機がなければもう進むのは断念しようと決意しました。
ここでまだ10kmほどだと思いますが、すでに体力と精神がまいってきていました。
ようやく矢立に到着。
なんと自販機発見!トイレもあり、お店も1軒ある。立て続けに3本飲み干す。
店前のベンチでくつろいでいると、ハイキングのアンケートをとっているおじさんから声をかけられアンケート用紙に記入しました。
「休憩所がなさすぎる」と少し愚痴を言ったりもしましたが、なにもかも救われた気分でした。
ここでようやく外人のカップルも見かけ、少し安心。 30分ほど休憩した後また気合を入れなおして出発しました。(復活!)
休憩所からの出発地点の上り坂もかなりきつかったです。(ここからゴールまで誰一人すれ違うことはなかったです)
ゴール間近では、かなり急な勾配が続き何度もくじけそうになりますが、最後の力をふりしぼります!
帰りはここから壇上伽藍の方へ向かい、バスで高野山駅まで行ってケーブルカーで山を降りました。
今回はじめて徒歩で高野山を登ったのですが、予想以上に過酷でした。時間的には予想より早く着きましたが、 はじめてということと一人な上、道中に他に人がいない点で山中での孤独感が精神的に不安を煽ります。
道中のポイントポイントで写真を撮ったつもりでしたが、道の様子の写真がほとんどないことからも撮る余裕がなかったことを思わせます。
道も足場の悪い道が多く決して楽ではありません。さらに序盤飛ばしすぎたのと、水分補給がままならなかった点でも体力の消耗が激しく、かなりきつかったです。
その分ゴールした時は達成感がハンパなくありました。しかし、一通りどんな感じがわかったので次回はもっと楽に行こう!
興味ある方はぜひチャレンジしてみてください!(但し慣れていない方はひとりではホントきついですよ。人がいればいいですが)