旅行年月:2013年9月
本日は黒部峡谷トロッコ電車で欅平まで行きます。帰りは鐘釣にも下車してみました。
今晩の宿泊先はホテル桃源ではないので、朝出発時にチェックアウト後、そのまま2つ隣にある宇奈月グランドホテルへ荷物だけ先に預けました。
ただ、ホテルフロントで先客の対応にかなりもたついていたため、トロッコ電車のチケットをすでにオンライン予約していたのですが、発車時間までぎりぎりになってしまい、宇奈月グランドホテルからダッシュで宇奈月駅まで行くはめになりました。危うく乗り過ごすところでした。
何とか発車時刻に間に合い、さっそく乗り込みました。朝バタバタしたので宇奈月駅周辺の写真が撮れませんでしたが、帰りにゆっくり撮ることにします。
さぁ出発です。行きはリラックス車両に乗りましたが、一人男性のガイドさんもおり、撮影ポイントをその都度、教えてくれました。(富山県出身で女優の室井滋さんの音声ガイドも流れています) 欅平まで1時間16分ですが、なんだかんだであっという間の感覚で到着してしまいます。
欅平はトロッコ終着駅にて黒部峡谷では一番見所が多いところ。
まずは欅平駅から遊歩道で約20分ほどの猿飛峡(特別名勝・特別天然記念物)へ。
猿飛峡までの遊歩道も結構楽しめます。
自然パワーをいただいたところで引き返し、足湯もある河原展望台へ。足湯にはつかりませんでしたが、ここでしばらく休憩した後、奥鐘橋(工事中でした)を渡り、人喰岩のある道を通って祖母谷へ。
欅平駅から祖母谷温泉までは早足でも30分弱ぐらいで、少々歩きます(上り坂です)。
祖母谷温泉手前にトンネルがあるのですが、これがちょっと長めで狭く不気味です。ひとりなので超怖かった・・・。
帰りは下りなのでダッシュでした(笑)。
祖母谷温泉は山小屋のところにあります。
今回は入らずにそのまま引き返しました。猿飛峡方面は結構観光客がいたのに祖母谷温泉方面はちょっと遠いせいか人がめっきりいませんでした。(名剣温泉ぐらいまでは人はいました)
これより宇奈月温泉へ戻りますが、途中鐘釣駅に寄っていきます。
復路の客車は普通客車(オープン型)で戻ることにしました。
鐘釣は欅平に比べて見所は少ないですが、万年雪を見たかったのと露天風呂に入るのが目的で下車しました。
万年雪は夏場だったこともあってか思ったより小さく、土まみれだったのでほんとに雪か?と疑ってしまう感じでした。
河原露天風呂では岩風呂に入ってみました。自分が辿り着いた時には観光客がいないようだったので、入ろうとしたら先客で年配のご夫婦が入っていました。遠慮しようとしたら「すぐに出るから」と気を使っていただき、その後ひとりでゆっくり入らせていただきました。
湯温は41℃とありましたが思ったよりぬるま湯でした。ほら穴みたいな感じでまぁ雰囲気は悪くはなかったです。
温泉を出た帰り際に大量の観光客とすれ違い、時間がもう少し遅れていたら・・・と思うとぞっとしました。
岩風呂は普通に観光客が土足で自由に行き来できるので、入られる方は気をつけて下さい。
宇奈月駅に着いてからまだ日が暮れるまでに時間があったので宇奈月温泉周辺を散策しました。
まずは駅を出て、やまびこ遊歩道で湖面橋まで行きます。その後は温泉街の方へ戻ります。
やまびこ遊歩道→宇奈月ダム→湖面橋→宇奈月駅→宇奈月温泉駅→温泉街→黒部川河原(湯の町通りから河原へ降りる階段はかなりの急勾配なので注意)→想影橋→想影展望台
https://yukai-r.jp/unazuki-gh/
1泊朝食付 5,950円(入湯税150円込)
前日宿泊のホテル桃源より値段はずいぶん安くなりますが、設備にそれほど大きな違いはないような気もします。泊まった部屋に関してはホテル 桃源に比べて古さを感じました。(なんか気味悪さというか気配を感じていたので明かりを消して寝れませんでした)まぁその辺は安さで納得です。
部屋までの案内はなしで露天風呂は総檜造り、朝食はバイキングといったところです。
追記:
その後、集客難に陥り、2017年に湯快リゾートに事業譲渡が行われたようです。
チェックイン後、ホテル前の宇奈月公園を少し歩いてから、今日は宇奈月温泉駅の踏み切り前にあった和風ダイニングの「旬菜美酒 宇奈月屋」で夕食をとることにしました。まだOPENしたばかりみたいで店内の雰囲気もよく、味も抜群で大満足でした。注文の品は生ビール、つき出し、刺身盛り合わせ、白海老の唐揚げ、だし巻き、ごはん味噌汁で3,880円でした。宇奈月温泉に来たらオススメのお店です!
明日は、朝から金沢に向かいます。