旅行年月:2017年7月
本日は、兵庫県神河町の銀の馬車道エリア内にあるオウネンの滝と扁妙の滝へ訪れたいと思います。
本来ならもっと早い時間に出発したかったのですが、神河町コミュニティバス作畑新田線の土日祝の新野駅前発の始発が10:40からしかなかったので、仕方なくちょっと早めに新野駅に到着してから駅周辺を少しだけぶらぶらしました。
新野地区では古くから(1963年以前)多くの水車が稼動していた里のようで、新野駅の西側に数基の水車が並んでます。
しばらく水車の動きをじっと見ていたのですが、ほんとによく考えて、うまくできているなと感心します。
新野駅周辺は水車のほかに歴史あるお寺や神社に遺跡など数々の観光スポットがありますが、またあらためてゆっくり見に来たいと思います。
今回は、前述のように新野駅発の作畑新田線は10時40分が1番早い便となりました。
寺前駅発から粟賀営業所での乗換でもっと早く行けないか調べましたが、残念ながらスムーズな接続がありませんでした。(タクシーを呼ぶという方法もありますが、今回はなしで)
いつもならタイトなスケジュールであちこち見て回るのですが、今回は、全体的にバスの本数も少ないので目的の扁妙の滝で、たっぷり時間を使うことにしました。
帰りのバスはグリーンエコー笠形(発)、新野駅行きの最終が、14:44しかないのでそれまでに戻れるようにします。(時間的な余裕は十分です。)
グリーンエコー笠形で降車してから山道に入るまで(扁妙の滝への入り口まで)は、しばらくアスファルトの道を上がっていきます。(15分~20分ほど)
アスファルトの道が終わると駐車場があり、左側がゴルフ場やホワイトコテージ、笠形山登山コースになり、右側が扁妙の滝のコースとなります。滝見台が左の矢印になっていますが、扁妙の滝からもそのまま進むと辿り着けます。
帰りは滝見台から笠形山登山道に合流して下山していく形になります。自分は今回ゆっくりしていったので滞在時間は3時間を越えていますが、普通にまわれば2時間もあれば十分かと思います。
オウネンの滝までは、足場もそれほど悪くなくスムーズに進めます。
この日は、土曜日でグリーンエコー笠形には人が結構いたので、滝を見に行っている人もそこそこいるかなぁ、と思っていたのですが、皆無・・・。このコースでは人に会うことは一切ありませんでした。(たまたまかな。ラッキー?!)
●グリーンエコー笠形から扁妙の滝までのルート(googleMap) >
オウネンの滝から少々足場が悪くなってきますが、10分足らずで扁妙の滝に到着します。
オウネンの滝、扁妙の滝ともにそれほど激しい流れではありませんが、黒い岩を伝う流れがかっこいい!
扁妙の滝は落差65mですが、下からは途中の半分ぐらいしか見えません。その全貌は滝見台から見れます。滝の前は大きな岩があちこちあるので、いろんなアングルから撮影が可能です。(足場には注意!)
※冬場には氷瀑が見れるそうですが、自分は寒いのが苦手
時間は有り余っており、人もまったくいなかったので1時間近く、岩に寝そべって日光浴しました。マイネスイオンも独り占め!
大満足した後に滝見台へぼちぼちと向かいました。滝見台への道のりはちょっと足場が悪くなり、上りもきつくなります。
滝見台では扁妙滝の全貌が見え、反対側は山々を眺めることができるので、ぜひ立ち寄ることをおすすめします。
今回の1番の収穫は、なんといっても誰もいない山中で扁妙滝とマイナスイオンを独り占めしながらゆっくりできたことでしょう。
いつもは見所をスケジュールにいっぱい詰め込んでせわしい感じなのですが、今回は1箇所にゆっくり留まるということをしましたが、これはこれでいいですね。
ここは中々の穴場スポットです。あまり人と出会いたくない方にとってはベストなところではないでしょうか?
神河町には大河内高原エリア、今回の銀の馬車道エリア、越知川名水街道エリアと多くのスポットがありますので、また違う場所を行ってみようと思います。