旅行年月:2015年8月
本日は兵庫県福崎町の観光スポットでもある、七種(なぐさ)の滝を経由して七種山山頂まで登ってみたいと思います。
七種山にはいくつかの登山コースがありますが、今回は七種の滝(なぐさのたき)を見たいので一般的なコースで登ります。
コースマップの入手などは下記福崎町の観光サイトにあります。
JR福崎駅から青少年野外活動センターまで徒歩で1時間ほどですが、行きは体力を消耗させたくなかったのでタクシーを利用しました。(駅前にたくさん待機してます)
しかし、片道でかかった運賃1,920円はちょっと高いような気もしました。帰りはもったいないので炎天下の中、徒歩で帰りました。
まず野外活動センターから作門寺山門までは、きれいに舗装された道をひたすら歩きます。
車で行かれる方は山門に駐車場もあるので、そこまで車で行ってもいいかもしれません。(一応トイレもあります)
作門寺山門から七種の滝(七種神社)までは見所が多く楽しみながら進んで行けます。
七種の滝は落差72m幅3mで県下八景・県観光百選・近畿観光100景に選ばれています。
行きの野外活動センターで、管理人のおじさんから七種の滝を見るなら雨の翌日の方がいいと聞きましたが、悪くはなかったです。
また、山門から七種の滝までの道はこれまでのきれいに舗装された広い道から、完全に山道へと入っていくことになります。足場はまだそれほど悪くはありません。
七種神社の裏側に七種山山頂への登山口があります。山頂までそれほど時間はかかりませんが、道は今までとは比べ物にならないぐらい険しくなります。勾配もきつく、足場もかなり悪いです。所々に補助ロープを設置している箇所もあります。
健脚じゃない方や体力に自身がない方はおすすめしません。上りはなんとかなっても下りは転げ落ちないように、より注意が必要です。
また、山頂の少し前に狭いですが展望台もあります。展望台をすぎれば山頂までは近いです。
山頂手前に七種槍へ行く道と山頂への道に分かれます。もちろん今回は山頂へ。山頂で一息つけますが、見晴らしはそれほどでもなく、あまり長居できるようなところではありません。
さらにここから、つなぎ岩(こっちはかなり危険そう)や笠岩の方へ抜ける道がありますが、今回は引き返します。
下山は来た道を戻りますが、途中で隠れ滝、滝見台のある方の道を行きます。帰りはもちろん下りですが、上りより怖いので足元を慎重に選びながら下りました。
下山後、野外活動センターで休憩した後、徒歩で福崎駅へ。1時間ほどかかりましたが炎天下の中疲労も重なり、かなり遠く感じました。
七種山の今回の登山コースは、短時間で楽しめるたいへんいいコースでした。ちょっとしたハイキングとしてなら七種の滝まででも十分楽しめます。
七種槍のコースは上級者でないとかなり危険そうですが、いつかチャレンジできればと思います。